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ドイツ銀行 破綻の危機 影響はリーマンショックの100倍!?

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ドイツ銀行 破綻の危機 影響はリーマンショックの100倍!?

2018年ドイツ銀行の株価は年初15EUR以上でしたが、年末には7EURを割り込むまで下落しました。このような状態に陥ってしまった原因は複数存在するので、影響の大きいものを列挙します。

①モーゲージ担保証券(MBS)不正取引により、米司法当局から訴訟を起こされ、多額の和解金(約5400億円)を支払った。

②社債・国債・貸付債権などの信用リスクに対して保険の役割を果たすデリバティブ(金融派生商品)であるCDS(Credit default swap)を多数販売しているが、債権の信用が低下しており、損失を被る可能性がある。

③ドイツ銀行の大株主である中国複合企業の海航集団が、経営悪化で資金が必要なためドイツ銀行株を売却する情報が流れた。また米中関係の悪化により、中国企業の経営状態はますます悪化している。

④ドイツ銀行はフォルクスワーゲンのメインバンクであり、多額の資金融資を行っているが、経営悪化により更なる融資が必要である。しかし経営悪化は続いており、破綻のリスクがある。また、ドイツ銀行はフォルクスワーゲンのCDSを多数保有しており、破綻すれば損失を被ることになる。

⑤ドイツ銀行の破綻危機に漬け込み、ヘッジファンドがドイツ銀行株の大量空売りを始めた。

表面化しているドイツ銀行破綻危機原因を挙げただけでも、かなり危険な状態だと分かります。もしドイツ銀行が破綻した場合、一説にはリーマンショックの100倍の影響があると言われています。実際に破綻するかは分かりませんが、このことを頭の片隅に置いて、ビジネス・投資を行う必要があるでしょう。

 



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